| 内容 |
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指導事項 |
留意点 |
備考 |
| 第一次三味線の知識 |
1.三味線の歴史 |
・鉄砲とともに「堺」に伝わる
・国内産の猫皮、犬皮が用いられるようになる |
・「皮」と動物の命について考える。
・スーホの白い馬 |
2.三味線の種類
棹の太さとジャンル |
| ・ |
太棹 |
…… |
浄瑠璃
津軽三味線
低音三味線 |
| ・ |
中棹 |
…… |
常磐津、清元 地歌小唄 |
| ・ |
細棹 |
…… |
長唄、端唄、民謡 |
| ・ |
短棹 |
…… |
民謡 |
長唄三味線として講習を行う |
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| 3.長唄の楽譜 |
| ・ |
三味線文化譜 |
…… |
絃譜 |
| ・ |
研精会譜 |
…… |
相対音高 |
| ・ |
杵勝 (東吉郎)譜 |
…… |
絃譜と相対音高 を併用 |
| ・ |
佐吉派譜 (いろはの譜) |
…… |
絃譜 |
・地歌・箏曲は、文化譜と同じ考え方であるが、縦書きで開放絃が一であるため勘所の表記が文化譜と一ずつずれる |
0123456789…
1234567
イロハニホヘトチリヌルヲワカヨタレ… 1234567
いろはにほへと
ちりぬる……
1234……
一二三四……
実物を提示 |
4.三味線各部の名称及び付属品
・棹 |
| ・ |
材質 |
…… |
紅木(こうき) |
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紫檀(したん) |
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樫(かし) |
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花梨(かりん) |
・
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三つ折 |
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| ・ |
延べ棹 |
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| ・胴 |
| ・ |
材質 |
…… |
花梨(かりん) |
| ・ |
内側の彫り |
…… |
共鳴の工夫 |
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子持綾杉 |
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綾杉彫 |
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彫り無し |
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| ・皮(かわ) |
・猫(四ツ皮)
・犬皮
・合成皮革 |
演奏会用 |
| ・天神 |
| ・ |
糸蔵 |
…… |
最も壊れやすい部分 |
| ・ |
ねじ |
…… |
象牙 |
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黒檀 |
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紅木 |
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紫檀 |
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樹脂 |
| ・ |
ネジ金具 |
…… |
金 |
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銀 |
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真鍮など |
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| ・糸 |
| ・ |
絹、ナイロン、テトロン |
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長唄用 |
一の糸 |
…… |
15番 |
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二の糸 |
…… |
13番 |
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三の糸 |
…… |
12番 |
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| ・駒 |
・象牙、舎利(骨)駒 、竹、プラスチック
・ジャンルにより高さや構造が違う
・皮の状態や求める音色により高さ・位置を加減する |
例
地歌…鉛が入っている |
| ・根緒 |
・絹、化繊 |
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| ・保護カバー |
・天神袋……演奏の時ははずす
・胴かけ……汗等の湿気から皮を守る |
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・演奏補助用具 (すべりどめ) |
| ・ |
胴かけのゴム |
| ・ |
膝ゴム |
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| ・ |
胴ゴム |
…… |
膝ゴムの代わりに胴に両面テープではりつける |
| ・ |
指すり(指かけ) |
| ・ |
譜尺 |
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材質…スポンジ、ラテックス等多種
・三味線を置いたとき、客席からゴムが見えるので、舞台では使用しない |
| ・撥(ばち) |
| ・ |
材質 |
…… |
象牙 |
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べっこう |
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木(樫、ツゲなど) |
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樹脂 |
| ジャンル、流派により形質が違う |
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5.調絃について (種類) |
基本的な調絃
・本調子
・二上り
・三下り
特殊なもの
・一下り
・六下り=三メリなど |
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| 6.勘所と譜面・譜尺 |
・文化譜の見方
勘所(ポジション)譜
文字(数字)一つが四分音符
1拍を表す |
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| 内容 |
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指導事項 |
留意点 |
備考 |
| 第二次実演(1)構え方 |
1.座り方 |
・足の親指と親指が軽く触れ合う。
・膝はこぶしが一つか二つ入るくらい開ける
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| 2.指すりのつけかた |
・幅の広い輪を左親指にかける
・親指の股に隙間が出来ないようにつける
・細い方の輪を人差し指にかける |
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| 3.膝ゴムの位置 |
・右膝の中程に置く |
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| 4.調絃の構え |
・天神を膝に置き、胴を右斜め前に出す
・右手中指と親指で棹の中程を挟み人差し指で弾く
・一の糸、三の糸は二の糸巻きを腹につけて向こう側からネジを巻く
・二の糸は、糸巻きの縁に左親指をかけて、向こうへねじ込むように巻く |
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| 5.本調子の調絃 |
・3本の本調子に調絃する
一の糸 シ
二の糸 ミ
三の糸 シ
一は三の1オクターブ上 |
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| 6.撥の持ち方 |
・小指と薬指で上から挟む
・人差し指、中指、薬指でバチを掴み親指の腹でバチ先から2p程のバチの上面を押える
・小指を伸ばす
・縫い物をするような感じで、人差し指と親指で、上下からバチを挟む
・顔に風がくるように、団扇をあおぐような感じで手首を回転させる |
・バチの持ち方はジャンルや流派によって全く異なる |
| 7.三味線の構え |
1.右手で根緒、左手で鳩胸を下から支えて持ち、胴を右膝に水平に乗せる
2.20゚〜30゚上に向ける
3.胴の角に右腕(小指がわの手首から10p程の所)をのせる
4.右手首を回しながら、左手で棹を支え斜めに構える
・膝と腕で胴の角を対角線ではさんで、支える
・親指で糸が弾ける状態になる |
・左手は棹を握りこまず、指スリの部分で下からそっと支える |
| ・バチ使いのイメージ |
・親指の延長にバチ先がある
・手首を回してバチの裏を見るような感じで振り上げる
・「イヤ」「ヨオ」「ヨーイ」などのかけ声でバチを上げる
・糸に対して直角に弾く
・下の糸を抑えこんで動作が終わる
・手首の力を抜いて、バチ先が3の糸の上で円を描くように回転させる
・流れを内側へもっていく
・バチ先が糸に触れる瞬間にのみ力を込め、それ以外は肩や肘、手首などをリラックスさせておく |
・素手で |
| ・左手の構え |
・親指と人差し指の股(水かき)、指すりの布の部分のみで棹を支える
・手のひらで棹を握り込んだり、受け止めたりしない
・指は解放しておき、特に親指は棹の裏にくっつけたりせず外を向けておく
・手のひらを胴の方に向け、指すりで棹を軽くこすりながら左手を上下させる
・他の指は爪を短くまっすぐに切り、ふんわりと丸くし、ピアノの鍵盤に対するように指先の爪と肉と両方で直角に押さえる |
・指は自由に動く状態 |
| いつでもハジキができる態勢 |
◎第T指と第V指によるハジキ
・人差し指(第T指)をしっかり立て糸を押さえる
・薬指(第V指)の先ではじく
・高い10の勘所から順に低い勘所へ移ってハジキを試みる
◎第T指と第U指によるハジキ
・実際の演奏ではこれを連続して行うことはまれである
◎第T指のみのハジキ
・基本的には一番上の勘所で行うが、どの位置でも行う。 |
・どの位置にあっても押さえる形がくずれないようにする
・ハジキの練習ではなく、あくまでも左手の構えを身につけるための動作として行う |