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堺市浜寺東小学校 尾 関 義 江 |
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「子どもたちに日本のメロディを。ふるさとの調をふるさとの楽器で。」との願いから、音楽クラブの活動に、「和楽器」を取り入れ始めて、十年余りになる。難しい理屈はぬきで、子どもとともに、楽しみながら活動してきた。 |
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子どもたちに、日本古来の音楽の美しさや楽しさを味わわせ、我が国の文化や伝統を愛する気持を育てていくことは、世界の中の日本人を育てるうえでも、大切なことである。 |
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明治以降の、西洋音楽による音楽教育の功績が、大きなものであることは、誰もが否定できない。コーラス、リコーダー、ブラスバンド、オーケストラなど、みんな、すばらしい音である。 |
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○情操教育、音楽の生活化、生涯音楽につながるものとして |
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私は、この十年間に、音楽クラブで「和楽器」を指導しながら、長唄を通して邦楽を学んできた。そこで経験した様々な困難や失敗と、幼いころからの音楽体験から、「和楽器」を「授業」にという、音楽教育の土俵にのせるために、どんなことが必要なのかを考えてみたいと思う。そしてそれが、多くの先生方が「和楽器」や「邦楽」に取り組むために、少しでも役に立てば、と思い、筆をとった次第である。 |